「蓮」は蓮の花のことであり、仏教では聖なる花として扱われています。泥の中から美しい花を咲かせることから、清らかなイメージや凛とした強さを連想させる漢字です。
ここでは、そんな「蓮」を使った男の子の名前を紹介していきます。
蓮 | |
読み方 | はす・はちす・れん |
意味 | 「ハス」「スイレン科の多年草」「水草や草木の名前」 |
成り立ち
「蓮」は「艹(くさかんむり)」と「連(つらなる)」を組み合わせてできた漢字です。「艹(くさかんむり)」は「並び立つ草」を表し、「連(つらなる)」も「列になって並ぶ様子」を意味します。これらを組み合わせて、「並んで実をつける植物」である蓮を意味する漢字になりました。
花言葉
清らかな心・神聖・休養・雄弁・沈着・離れゆく愛・私を救済してください
願い
- 純粋で清らかな心を持った人になるように
- 困難に打ち勝ち、強くしたたかに生きていけるように
- 広い心をもって、大勢を救う人になるように
「蓮」を使った人気の男の子名前
蓮(れん)
「蓮」の一文字を使ったシンプルな名前です。蓮の花の美しさが連想される、きれいで日本人らしい名前といえます。この名前にこめる願いは、清い心を持った人になるように、です。
蓮斗(れんと)
「蓮」と、柄杓を意味する「斗」を組み合わせた名前です。「斗」からは北斗七星が連想でき、「蓮」と合わせてどこか神秘的な美しさが感じられる名前になるでしょう。星のように輝き、蓮のように凛と咲ける人になってほしいと願って名づけます。
蓮矢(れんや)
「蓮」とまっすぐに飛ぶ「矢」を組み合わせた名前。「矢」には「誓い」という意味もあり、力強さとともに神聖さも感じられる名前です。こめる願いは、どんな困難にも負けず強くまっすぐ生きてほしい、です。
蓮真(れんま)
「蓮」と、まことを意味する「真」の組み合わせ。正しく清らかな心を持った人になってほしいと願って名づけます。
蓮央(れお)
「蓮」と、真ん中を意味する「央」を使った名前。清く正しい心を持ち、多くの人に慕われる人生を歩めるように、と願って名づけます。
「蓮」を使った個性的な名前
蓮希(はずき)
「蓮」と、希望の「希」を合わせた名前。希望を忘れず、どんな場所でも美しく咲けますようにという願いをこめて名づけます。
蓮琉(はる)
「蓮」と宝石・琉璃(るり=ラピスラズリ)の「琉」を組み合わせた名前です。こめる願いは、清らかで澄んだ心を持った人になってほしい、です。
蓮恩(れおん)
「蓮」といつくしむことを意味する「恩」の組み合わせ。人から受けた恩を忘れず、きちんと優しさで返せる人になるようにと願って名づけます。
蓮久(はく)
「蓮」と、永久や久遠に使われる「久」を合わせた名前。心も体も健康で長生きしてほしいと願って名づけます。