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「雛」という漢字を使った女の子の名前

かわいらしい「雛」という漢字は、よく女の子の名前に使われます。もともとは「鳥の子ども」を意味する漢字ですが、その愛くるしい様子から「ちいさく愛らしい」というイメージがつきました。

そんな「雛」という漢字を使った女の子の名前をご紹介します。

「雛」はどんな漢字?

読み方ひな・すう
人名訓はる
意味鳥の子・ひな・子ども・まだ一人前でない人

成り立ち

「雛」は「芻」と「隹」を組み合わせた漢字。左側の「芻(スウ)」は、「手で草をつみとる」様子を表しています。

右側の「隹(ふるとり)」は「尾の短い小鳥」を表しており、ふたつを合わせてちょこまかと走り回る小鳥を表す「雛」という漢字が生まれました。

願い

  • みんなから愛され、かわいがられる人になるように
  • 世界に羽ばたいて活躍できるように
  • 健やかに大きく育つように

「雛」使った女の子の名前

「雛」を使った女の子の名前をいくつか紹介していきます。人気の名前や珍しい名前も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

「雛」を使った人気の名前

朝雛(あさひな・あさひ)

夜が明けて光が差し込む「朝」と、「雛」を組み合わせた名前。
明るい世界に羽ばたいていけるようにという願いを込めて名づけます。

雛輝(ひなき)

きらきらひかる、まばゆいほどきらめく、を意味する「輝」との組み合わせ。
いつも輝き、多くの人に愛されるようにという願いをこめた名前です。

雛星(ひなせ)

夜空に光る天体を意味する「星」と、「雛」を組み合わせた名前。
みんなを導くスターのような人になれるようにという願いがこめられています。

雛乃(ひなの)

「乃」は弓の弦が外れて、ゆるく垂れている状態を表す漢字で、「ありのまま」という意味を持ちます。
ありのまま、愛される人生を送ってほしいと願って名づけます。

雛心(ひなみ)

こころを意味する「心」と、「雛」を組み合わせた名前。
人の気持ちがわかる、優しく愛にあふれた人になるように、という願いがこめられています。

「雛」を使ったさまざまな名前

「雛」を使った名前は豊富にあります。珍しい名前を付けたいという方は、こちらも参考にしてみてください。

雛々(すず)

「々」は同じ漢字を繰り返すときに使うもので、正式には漢字ではなく記号です。
前の漢字の意味を強くすることから、名づけにおいては「自分の力を最大限にいかす」という意味を持ちます。
名前に込める願いは、多くの人から愛され活躍できる人になるように、です。

雛羽(ひなは)

鳥のつばさを意味する「羽」との組み合わせ。
大きく羽ばたき、広い世界で活躍できる人になるようにと願って名づけます。

茉雛(まひな)

「茉」は茉莉花(ジャスミン)の一文字。
優しい香りで癒すイメージから、みんなを愛し愛される女性になってほしいという願いがこめられています。

結雛(ゆひな)

結ぶ、つなぐを意味する「結」と「雛」を組み合わせた名前。
こめる願いは、人との結びつきを大切に、たくさんの人にかわいがられる人になるように、です。